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出っ歯はインビザラインで治せる?治療方法やメリット・デメリットを歯科医師が解説

歯の知識
監修:歯科医師 伊藤 尚史

矯正治療にはワイヤー矯正・マウスピース矯正など、様々な方法があり、得意不得意があります。出っ歯(上顎前突)治療に関して、透明で目立ちにくく取り外し可能なマウスピース矯正は、どちらかといえば得意です。特に1〜5mm程度の改善を目指す、軽度の出っ歯に有効です。ただし、歯の付け根の骨格的な改善を求めている場合や5mmを超える出っ歯の改善を求めている場合は、手術(外科的顎矯正)など他の矯正方法の併用が必要です。一般的には治療期間は半年から2年程度で、料金はおよそ70~150万円前後の費用が目安です。当院では治療期間が短縮するよう工夫を重ねているので一般的な治療期間の半分程度で済むことが多いです。

本記事では、インビザラインによる出っ歯治療の方法や、リスク・メリット・デメリットをわかりやすく解説していきます。

インビザラインで出っ歯は治る?

インビザラインで治療しやすい出っ歯

インビザラインで効果的に改善できるのは、骨格的ではなく歯列のみに原因がある「歯性上顎前突」です。これは上の前歯が前方に傾いていることで出っ歯に見える状態で、マウスピースを用いた矯正治療が最も得意とする分野です。通常、上顎の歯が大きいことが原因で出っ歯になることが多いので、歯を削ったり歯を抜いたりすることで大きさのバランスを整え、前歯の前突を治しますが、インビザラインでは歯列を側方に拡大することで、前歯を引っ込めることが可能になるため、歯を削る・歯を抜くことを減らしたり、無しできるばあいが多くなります。こうした方法により、軽度の出っ歯であれば歯を抜いたり、削ることなく改善できることが多くなります。重度の出っ歯でも、他の矯正方法よりも歯を削る・歯を抜く量を減らせることが多いのも、インビザラインの嬉しい特徴といえるでしょう。

インビザラインで治療できない出っ歯

一方で、骨格に大きな原因がある出っ歯は、インビザライン単独での改善が難しい場合があります。代表的なのが、顎の骨自体が大きく前に突出している「重度の骨格性上顎前突」です。この場合は歯の移動だけでは対応できず、顎の位置を整えるために外科的治療が必要となります。
 また、歯列不正が重度で大きな移動を必要とする場合や、骨格と歯列の両方に要因がある混合型の出っ歯では、マウスピースだけでは十分な改善が得られにくい場合があります。その際は、ワイヤー矯正やアンカースクリュー、ヘッドギアなど補助装置の併用で改善できる場合があります。インビザラインは幅広い症例に対応可能な矯正方法ですが、インビザラインだけですべての出っ歯を治せるわけではありません。治療方法を検討する際には、提示された治療計画の期間と費用と出来上がりのゴールを比較する必要があります。

インビザラインで出っ歯を治療する方法

抜歯ありの方法

中等度から重度の出っ歯では、スペース不足を解消するために小臼歯(通常前から4番目の歯)を抜歯して治療を行います。インビザラインでもこの方法が適用され、抜歯で生じたスペースを利用して前歯を段階的に移動させ、歯列全体のバランスを整えていきます。小臼歯は咀嚼機能の中でも見た目でも重要度が比較的低いため、抜歯による影響が少ないのも利点です。歯列を全体的に整えることで、前歯の突出感を改善するだけでなく、噛み合わせの安定や見た目の自然さも得やすくなります。ただし、抜歯を伴う矯正は治療計画が複雑になりやすく、マウスピースだけでなく顎間ゴムなどの補助的な装置を併用することもあります。また、治療期間が比較的長くなる傾向があるため、患者さんの協力度や根気も成功の大切な要素となります。

抜歯なしの方法

抜歯せずに出っ歯を改善する方法には、歯列の側方拡大、IPR(歯を削って小さくする方法・ディスキング)があります。軽度~中度の出っ歯であれば、歯列弓幅を広げることで、前歯を引っ込めるためのスペースを確保することが可能です。これにより、歯全体のアーチを広げながら前歯の突出感を緩和できます。さらに、必要に応じて歯と歯の間を0.25~0.5mmほど削る「IPR」を併用し、微調整も行います。ディスキングは神経に影響のないエナメル質のみを削るため、痛みや健康面への影響はほとんどありません。

マウスピース矯正とあわせて顎間ゴム(ゴム掛け)を併用することもあります。ゴム掛けは治療効果を高めるために重要で、患者さんが根気よく取り組むことで理想的な仕上がりにつながります。
前歯だけが突出している軽度のケースであれば、「部分矯正」によって短期間・低負担で治療が可能な場合もあります。

インビザラインで出っ歯を治療するメリット

見た目が目立ちにくい

インビザラインの大きな特徴のひとつが、装置が目立ちにくい点です。透明なマウスピースを装着するため、口を少し開けても矯正中だと気づかれにくく、日常生活での見た目の不安がほとんどありません。接客業や営業職など人前に出る機会の多い方でも安心して治療を受けられます。従来のワイヤー矯正では金属のブラケットやワイヤーが目立ちやすく、見た目を理由に矯正をためらう人も少なくありません。その点、インビザラインは矯正中であることを周囲に知られにくく、見た目を重視したい方にとって大きな安心材料となります。

痛みや違和感が少ない

インビザラインは、弱い力を持続的にかけて少しずつ歯を動かす仕組みです。そのため、ワイヤー矯正のように調整直後に強い圧迫感を覚えたり、装置が口内に当たって口内炎ができるといった不快感が起こりにくいのが特徴です。マウスピースは滑らかな素材でできており、舌や頬を傷つけにくい点もメリットです。過去に矯正で強い痛みを経験した方や、痛みに敏感な方でも比較的快適に治療を続けられる可能性が高い矯正方法といえます。

インビザラインで出っ歯を治療するデメリット

マウスピースの自己管理が必要

インビザラインは取り外し可能な点が大きな特徴ですが、その自由さは同時に「自己管理の難しさ」というデメリットにもつながります。マウスピースは装着している間にしか効果を発揮しないため、外している時間が長いと治療が計画通りに進まず、期間が延びるリスクがあります。原則として1日22時間以上の装着が必要とされており、食事や歯磨き以外の時間は常に装着しておくことが求められます。装着時間が不足すると歯の移動が中途半端になり、追加のマウスピースが必要になったり、結果として治療期間や費用が増える可能性もあります。自己管理が苦手な方にとっては負担が大きく感じられる点です。伊藤歯科クリニックでは定期的にスマホアプリで矯正の進行状態をチェックするアプリを提供しているので、忘れにくく続けやすいという利点があります。

出っ歯の状態によっては治療に時間がかかる

インビザラインは歯を少しずつ段階的に動かす治療方法であるため、出っ歯の状態によって治療に必要な時間が大きく変わります。軽度であれば3ヶ月程度の比較的短期間での改善が可能ですが、中等度から重度の出っ歯や、奥歯の位置調整・抜歯を伴うケースでは1年以上の治療期間がかかることも珍しくありません。治療開始前に3Dシミュレーションで目安を確認できますが、実際には歯の動き方に個人差があり、計画通りに進まない場合もあります。そのため、結婚式や留学など特定の時期に間に合わせたい方は、必ずスケジュールを考慮して治療計画を立てることが大切です。

インビザラインで治療できない出っ歯の治し方

インビザラインは幅広い出っ歯に対応できますが、すべてのケースに有効とは限りません。特に顎の骨格に原因がある「重度の骨格性上顎前突」では、歯の傾きだけを整えても改善が不十分で、インビザライン単独では対応できない場合があります。その場合は、ワイヤー矯正やアンカースクリューの併用によって歯の移動を安定させたり、必要に応じて小臼歯を抜歯してスペースを確保する方法が選択されます。さらに骨格的なズレが大きいケースでは、外科的矯正治療によって顎の位置を修正することも検討されます。また、出っ歯と叢生が同時にあるような複雑な症例では、ワイヤー矯正による補助が有効な場合があります。インビザライン単独では難しいケースでも、他の矯正法や補助的治療を組み合わせることで改善は可能です。大切なのは、いくつかの提示された選択肢の中から、自分にとって最適な治療方法を選ぶことです。

インビザライン治療で出っ歯になるって本当?

インビザラインに限らず、矯正治療中に「出っ歯になった気がする」という場合が実際にあります。主な原因は、「歯を削る・歯を抜く」を避けるために歯列を前方に広げてスペースを作る「前方拡大」という治療方針です。対策としては、歯列の幅を広げて出っ歯を改善すること、「歯を削る・歯を抜く」の併用を行うことで出っ歯を防ぐことです。治療前に3Dシミュレーションで歯の動きを確認し出っ歯改善の程度を確認することが大切です。マウスピースの装着時間を守り、顎間ゴムを併用することで治療精度も高まります。万が一出っ歯が進んだ場合でも、治療計画を見直せば改善は可能です。

インビザラインで出っ歯の治療を検討している方は、西宮市甲子園の伊藤歯科クリニックにご相談ください

インビザラインで出っ歯の治療を検討している方は、西宮市甲子園の伊藤歯科クリニックにご相談ください
インビザラインによる出っ歯の治療は、歯の傾きが原因であれば他の治療法よりも得意と言えます。ただし骨格的なズレや歯の移動量が多いケースでは、治療方針の併用が必要な場合があります。適切な治療結果を得るには、精密な診断と豊富な症例経験を持つ歯科医師の診断がある方が有利です。伊藤歯科クリニック院長は、ブルーダイヤモンドプロバイダーを受賞、伊藤歯科クリニックだけで年間200人以上、他院の診断も合わせると年間700人以上と、多くの治療実績があります。出っ歯の矯正をご検討中の方は、まずはお気軽にご相談ください。

甲子園矯正歯科 伊藤歯科クリニックの矯正治療についてはこちら

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BLUE DIAMOND 兵庫県で唯一の
ブルーダイヤモンド
認定ドクター

院長は年間750症例以上の治療計画作成実績に与えられる兵庫県で唯一のブルーダイヤモンド認定ドクターです。そして、他の歯科医院にも矯正治療指導を行なっているインビザライン公式スピーカー(セミナー講師)です。

LINE矯正無料相談 実施中

気になるところを撮影して写真をLINEで送っていただければ院長が画像を確認して、マウスピース矯正で対応可能かどうか?抜歯が必要かどうか?費用や期間の目安などについて回答いたします!

監修者プロフィール

甲子園矯正歯科 伊藤歯科クリニック
院長 伊藤 尚史 Takashi Ito
プロフィール

大阪大学歯学部卒業。同大学大学院修了(歯学博士)。
口腔外科領域において高度な臨床経験を積んだ後、伊藤歯科クリニックを開院。
歯科医師臨床研修指導医。

3500症例以上の矯正治療経験を有するマウスピース矯正の臨床家。
甲子園矯正歯科 伊藤歯科クリニックでは、年間300症例以上を院長自ら一貫して直接治療・経過管理している。
さらに外部歯科医院を含め年間750症例以上のマウスピース矯正治療を統括・管理し、インビザライン・ブルーダイヤモンドプロバイダーに認定。
多数症例の解析データに基づき、再現性と安全性を重視した治療設計を実践している。

資格
  • 歯科医師(大阪大学歯学部卒業)
  • 歯学博士(大阪大学大学院歯科口腔外科)
  • 歯科医師臨床研修指導医
  • インビザライン(マウスピース矯正)
  • ブルーダイヤモンドプロバイダー(年間750症例以上)
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