伊藤歯科クリニック

甲子園駅より徒歩6分

0798-47-2221休診日:毎週日曜日・祝祭日

歯周病

歯周病

薬を使用する歯周病治療 歯周内科

全身疾患との関係

歯周病が薬で治る!!

歯周病の原因は細菌を大量に含んでいる歯垢と歯石とされ、歯磨きによる毎日の歯のクリーニングと歯科医院での歯石取りが大切とされてきました。
それらは歯周基本治療と呼ばれ、健康保険内で治療を受けることができます。
しかし、歯周基本治療を行っても、一所懸命歯磨きをしてもなかなか歯肉の炎症が取れず、歯肉の腫れや出血、口臭で悩まれ、歯周病で歯を失う方が居られるのも事実です。

そこで、歯周病の原因である細菌を特定し、その細菌に効果的な薬を使うことで効果的に治療する「歯周内科治療」を始めました。
最新の歯周治療ですが、健康保険の範囲を超えることになるので、健康保険による補助はありません。そのかわり、保険治療のルールにとらわれず短期間で、効果的な治療が可能となります。
短期間で治療をすすめたい方、治療の質を上げたい方にオススメです。

保険内の歯周病治療と保険外の歯周病治療について

当院では保険内でできる歯周治療と、保険内の治療では改善しにくい歯周病に対する、保険外で行う歯周治療の2種類があります。

健康保険の歯周治療
自己負担が0~3割なので治療費がリーズナブル
保険治療のルールで行うため、治療回数が多く、治療期間が長め
抗菌剤を併用しないため、治療効果が限定的

保険外の歯周治療
全額自己負担なので治療費が高め
患者さん毎に最適な治療計画を作成するため治療期間が短め
最適な抗菌剤を使用するため、治療が効果的

歯周内科治療の手順

当院の歯周病治療のコース

保険治療・・・①②③④
保険治療の決まりに沿って行うので、来院回数が多くなり、治療に時間がかかります。 1回の治療費は安いですが、
トータルすると安くならない事もあります。歯の汚れを除去するだけなので、症状の改善に限界があります。


保険外治療(歯周病除菌プログラム)・・・①②③④⑤⑥
質の高い治療、短期間での治療を希望される方にお薦めのコースです。
歯周病菌のDNA検査(PCR検査)で歯周病菌を特定し、薬を服用して除菌を行いながら歯の汚れを除去します。
個人差はありますが、短時間で劇的に改善することもあります。予後が良好で歯周病の再発はしにくいですが、
ご自身の毎日の歯のケアが重要になりますので、再発防止には個人差があります。
治療費は保険と比べると高くなります。
治療期間中は自宅でのセルフケアが重要です。
使用する抗菌薬は服用のタイミングが重要です。
決められた服用量、服用日時を守らなければ、十分な効果が得られない事があります。

歯周内科治療の治療方法

この治療方法には4つの大きなポイントがあります。

  • 位相差顕微鏡での菌の確認
  • 細菌の除去薬剤の内服
  • カビの除去薬剤あるいはカビとり歯磨き剤での歯磨き
  • 除菌後の歯石取り

特に①は非常に大きなポイントです。位相差顕微鏡で歯周病菌がいるのか、カビ菌が多いのかあるいは非常にきれいなのか。確認しないとお薬の選択ができません。

  • 初診時・治療開始日 初診時・治療開始日

    歯ぐきの痛み、出血、腫れがみられます。「最近痛くて歯が磨けないんです。」

  • 治療開始1週間後 治療開始1週間後

    腫れも引いてきており、出血もしなくなりました。歯石が見えてきています(矢印)

  • 治療開始3週間後 治療開始3週間後

    腫れもなくなり、歯ぐきの色もきれいなピンク色になりました。

歯周病は体の病気と関係している!?

全身疾患との関係

全身疾患との関係

菌が全身疾患に大きく関与しているのが医科でも問題になってきています。カビが肺に入れば肺炎になってしまいます。歯周病菌もわずかでもお口の中で出血を起こすとそこから血管に菌が入ってしまい、心臓で炎症を起こすのです。歯周病の人が心臓病になる確立は2~3倍にあがります。ほかにも食道癌、糖尿病、早産、高血圧などにも関与しています。

周病が悪化するに伴い、体の病気になる危険性を高めます

周病が悪化するに伴い、体の病気になる危険性を高めます

脳の疾患→アルツハイマーなど
心臓病→狭心症など
肺炎/糖尿病/骨粗鬆症/早産や低体重児出産など

歯周病除菌プログラム

歯周病リスク検査(歯周病菌DNA検査) 20,000円(税別)
保険外の歯周病治療 歯周病除菌プログラム 75,000円(税別)~
• 歯石除去(必要な回数)
• タンパク分解型除菌水(ポイックウォーター)での歯周ポケット洗浄
• PMTC(バイオフィルム除去、エナメルケア)
• ペリオプロテクト、舌クリーニング
• カンジダ菌除去の専用抗真菌剤(ハリゾンシロップ)処方
• 抗菌薬ジスロマック+菌種別抗菌薬処方(必要のない場合もあります。)

<セルフケアキット>(以下のものがお渡し用のセットになります)
• ・3DSマウスピース(ペリオプロテクト)
• ・ジェルコートF
• ・ルシェロ歯ブラシ 舌ブラシ
• ・タンパク分解型除菌水(ポイックウォーター)
その他、生活習慣指導などの説明も含まれます。お気軽にご相談ください。
終了後の定期的なメンテナンスがとても重要です。
除菌・メンテナンス 除菌メンテナンスコース 保険外60分10,000円(税別)
• 歯周病除菌プログラムを終了された患者様、保険診療のメンテナンスと比べより歯周病菌の除菌効果を高めた予防プログラムを希望される患者さまの為のコースです。

• メンテナンスごとに歯科衛生士が細菌レベルでの予防コントロールにつとめ、一人ひとりに合わせた予防プログラムをおこないます。(歯周ポケット洗浄にポイックウォーターを使用します)

• このコースは歯周病菌の再感染予防を目的としています。

• 除菌メンテナンスコース継続受診されますと、位相差顕微鏡による細菌検査、1年に1回の検査(レントゲン撮影、口腔内写真撮影、歯周組織検査)費用も含まれます。
※上記価格は税抜きです。

ポイックウォーター

ポイックウォーター

「ポイックウォーター」とは、高濃度電解次亜塩素水(HCLO)水と塩だけでつくられた洗口液の事です。

お口の中の歯垢やタンパク汚れなど、落ちにくい汚れを短時間で分解洗浄、除菌殺菌までしてくれます。
薬品では無いので体に優しく、安全にお口の中を殺菌してくれます。
ブラッシング前に「ポイックウォーター」でうがいをすることで、歯の表面のバイオフィルムやその他のタンパク汚れが分解され、よりブラッシング効果を引き出すことができます。


ポイックウォーターの特徴

  • 除菌作用がある
  • 歯垢分解作用がある
  • 消臭力がある
  • あたためるほど殺菌力があがる
  • 人体には無害
  • pHが中性に近いので虫歯になる心配がない

ポイックウォーターで殺菌できるもの

  • ほとんどの細菌
  • カビ
  • ウィルス(B型・C型肝炎ウィルス・ノロウィルス・HIV・MRSA・インフルエンザウィルス・O-157など)

歯周病チェック

皆さんこんな症状はありませんか?

  • 歯磨きをすると出血する
  • お口のネバツキ
  • 口臭が気になる
  • 歯茎が腫れる
  • 歯のぐらつき

下記の生活習慣に心当たりはありませんか?

  • 喫煙
  • ストレス
  • 不規則な食習慣
  • 口呼吸
  • 歯ぎしりやくいしばり
  • 人からの感染

1つでも当てはまるものがある方は、歯周病の可能性があります!!
これらのことが原因で歯周病が悪化するといわれています。

タバコ

タバコ

今回使う薬は白血球が運んでくれる薬なので、たばこを吸うと歯ぐきの血管が収縮し、白血球が減少し、薬の効きが悪くなります。またたばこは歯周病になりやく、歯周病が治りにくいことがわかっています。

歯周病の進行

歯周病になってしまうとお口の状態はどうなってしまうの?予防法は?

歯垢がたまり、腫れたり出血したりするようになります。ひどくなると歯の根が溶けてきて歯がグラグラし、抜けてしまうこともあります。

歯周病の進行

歯周病にならないために下記のことに気をつけましょう

  • 規則正しい生活習慣を心がけましょう!
  • 食後の歯磨きは忘れずに行ないましょう!
  • 歯間ブラシやデンタルフロスを使って汚れをとりましょう!歯磨だけでは歯と歯の間の汚れはとれません。

口呼吸をしていませんか?

鼻づまりなどで口呼吸になってしまいがちですが、口呼吸をすることによって、口が渇きやすくなり細菌が増殖します。
虫歯、歯周病の原因となりますので鼻での呼吸を意識しましょう。
お口の中をきれいにして、歯周病の治療と予防で健康な体にしていきましょう!

あなたも歯周病に感染しているかも??

歯周病は感染症

生まれたときにはお口の中には歯周病菌は存在しません。もともといない歯周病菌がなぜ今お口の中にいるのか?それは、身近なひとから感染しているのです。いまも、家族の間でうつしあってる状態にあるかもしれません。
まわし飲み、箸の使いまわし、キス、くしゃみなどが感染ルートになります。せっかく菌を排除しても、菌が再びお口の中に入ってくると、歯周病を発症します。特に夫婦・パートナー間での相互感染が多いので、同時に治療されることをおすすめします。

歯周病は日本人の80%以上の方がかかっているといわれています。

自覚症状がないために、そのまま放っておくことも多く、歯医者へ受診した時にはすでに重症化していることも…。(自覚症状については冒頭のチェック項目をご覧ください)
治療をせずに放っておくと、歯周病を悪化させる細菌が体内に侵入し、様々な疾患を引き起こします。高齢者や何らかの疾患をお持ちの方も、免疫力が弱っているために細菌が体内に侵入し、様々な疾患を及ぼします。

歯周病は治るの??どうやって治すの??

  • 初診時・治療開始日
  • 治療開始1週間後

歯周病かも…?と思ったら

① まずは今ある症状を伝えましょう!その後、お口の中の状態を診ていきます。
② 位相差顕微鏡を使って、歯周病の原因となっている菌がいるのかを見ていきます。
③ DNA検査で歯周病の原因となっている菌を検査します。どの菌がどれ位いるのか数がわかります。
※検査は、短時間で痛みはありません。

  • 初診時・治療開始日
  • 治療開始1週間後
歯周病原因菌DNA検査ってどんな検査?

歯周病の原因菌と言われている下記の菌がどれ位いるのか調べることができます。

  • T.d菌(トレポネーマ デンティコーラ)
  • P.g菌(ポルフィロモナス ジンジバリス)
  • T.f菌(タンネレラ フォーサイシア)
  • A.a菌(アグリゲティバクター アクチノミセテムコミタンス)
  • P.i菌(プレポテラ インターメディア)
  • F.n菌(フソバクテリウム ヌクレアタム)
どうやって調べるの?
歯周病のひどい部位の歯周ポケットにペーパーポイント(こよりのようなもの)を挿入し、そのペーパーポイントを検査会社へ送って調べてもらいます。※歯周ポケットにペーパーポイントを挿入しますが痛みはほとんどありません。

検査結果に応じて、治療方法が変わります。

  • それぞれの菌に合ったお薬の投薬
  • 歯石取り
  • 歯磨き剤での歯磨き
  • 生活習慣の見直し

治療をして治っても油断してはいけません。歯周病は再感染や免疫低下などで再発することがあります。
定期的に歯科にて歯のお手入れを行ないましょう!

歯周病リスクを可能な限り低減し、維持管理することで全身の健康を守る最新の歯周病治療です。

歯周病菌が潜むプラーク、デンタルバイオフィルムを徹底的に除去し、歯周病菌が増殖しない口腔内環境にリセットし、それを維持管理することが最も重要です。歯周病除菌プログラムはお口を健康にきれいな状態にリセットすることで全身の病気を予防し、歯周病菌などの口腔内細菌を取り除くだけでなく再発を防止することができます。今後のメンテナンスの効果を高め、プラーク、バイオフィルムが付きにくい歯をつくることができます。

保有する口腔内細菌は 人によって違います

まずは、細菌のDNA検査を受けて、 歯周病菌の菌種、数をしらべましょう!

再発を予防するには

カビ菌は口腔内常在菌といって、必ず住み着いている菌です。
徹底的にやっつけても空気中や食べ物や手の指から再びお口に戻ってきます。全滅させることは不可能なのです。
カビ菌が増えすぎると歯ぐきがはれるなど、悪い影響が出てきます。また、カビ菌は歯周病菌の快適な住みかにもなりますので歯周病菌が再感染しやすくなります。
ですから毎日の歯磨きと歯科医院における定期的なプロフェッショナルクリーニングが大切です。